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【除夜の鐘、初詣など】年末年始の行事のご紹介
2021年12月23日
今年も残るところあと少し。これまでの一年を振り返り、新しい年がより素晴らしいものになるように祈願することは、新しい一歩を歩んでいくという意味でも年末年始の行事は一つ節目になることでしょう。当山でも大晦日には、皆さんがより良く新年を迎えられるような仏事を執り行っています。
◆除夜の鐘 (11時半前ごろ~)
除夜の鐘とは、心穏やかに信念を迎えようという意味を込めて”除日”と呼ばれる大晦日の夜から行う行事です。古来ではお寺にある鐘はもともと除夜の鐘に限らず日々の日課として百八回打ち鳴らすのが正式な作法でした。これは人間がもつ煩悩の数である「百八」をひとつずつ打ち消す意味がこめられ、現代では特に除夜の鐘の際煩悩を払うために百八回ついていきます。
本行寺でも、地域の方々や檀家様、その他ご参拝者様に向けて大晦日の除夜の鐘を開放しております。当山では夜の11時半ごろに、本堂前の鐘にてご希望者様に鐘をついていただき、新年を迎える準備をしていただいております。
◆住職による読経
除夜の鐘とはじまりと同じころから、本堂では住職による読経が始まります。この読経では、本年を無事に過ごすことができたことの感謝と、新年がより良い年であるようにと祈願する意味が込められており、除夜の鐘と並行して行われます。本堂内で行われている読経中はどなたでもお参りができますので、お気軽にお参りください。
◆初詣 (元旦より)
初詣は、これまでの一年間を無事に過ごせたことを神仏に感謝し、新しい一年も健全に過ごせるようにご挨拶に行くことです。初詣では、檀家になっている菩提寺や近所の氏神様が祀られている神社さんへのご参拝が基本的なご参拝先になりますが、現代では縁のある寺社仏閣への複数箇所へ初詣に行くこともよろしいでしょう。
大切なのは新年祈願のご挨拶に行くというお気持ちですので、お気軽にご参拝ください。
ここまで「除夜の鐘」「読経」「初詣」と大晦日から年始にかけての行事についてご紹介いたしました。年末年始の行事は、これまでの一年を振り返り、新たな一年を迎えるために行われる大切な行事です。
本行寺は、茨城県水戸市に根付く400年以上の歴史があるお寺です。ご参拝からご供養、ご祈祷など年間を通していつでも行っており、このような行事・仏事を通して皆様の心の支えになれるよう心がけています。檀家様、地域の方々、その他ご参拝者様による年末年始の仏事参加を心よりお待ちしております。
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