厄除けとは
厄除けとは、災いが起こらないように厄年に備えるためのご祈祷です。最近では不幸なことが起こる前や最近嫌なことが続いているときなどに、日々の生活で溜まっていった災いを払いのけるため、厄年の方以外にも厄払いを行うことも多いです。”厄除け”といえば、厄を追い払うというイメージがあるかと思いますが、厄を近づけない、仏様が身代わりとなって厄を落とすという意味合いもあります。厄年は数え年で考え、男性の場合25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳となっています。特に男性は42歳、女性は33歳のとき本厄といい、災いに遭遇する可能性が非常に高くなるので、ご注意ください。
このような方はぜひ
- ・今年が厄年で厄除けをされたい方
- ・最近、嫌なことがあって心がモヤモヤする方
- ・1年の始まりの節目に厄除けをして安心して1年を迎える準備をしたい方
- ・最近スマホを落として画面を割ってしまった方
- ・不幸なことが起こる前に事前に厄除けをしておきたい方
ご祈祷の流れ
受付
ご祈祷希望者様は、まずメールやお電話にてお申し込み下さい。 その際にお名前、生年月日、相談内容をお伝えください。 訪問での申込みも受付しております。
申込み
具体的な日取りやご祈祷内容を決めていきます。 参拝者様が抱えるお悩みをお聞かせ下さい。
当日
当日は参拝者様が心穏やかにご祈祷が受けられるような服装でお越し下さい。いつもどおりのお洋服でも、スーツでもかまいません。 またご祈祷を受ける前に、お持ちの携帯電話・スマートフォンがマナーモードになっていることをご確認下さい。当日の受付が済みましたらご祈祷にうつります。
ご祈祷
ご祈祷には約20~30分ほどお時間を頂戴しております。 まず住職が仏様を本堂にお呼びし、読経いたします。その後、木剣でもって九字を切り、撰経(せんきょう)という仏具を体に当てます。 これによりご参拝者様に仏様のご加護が与えられます。
法話
ご祈祷終了次第、住職による法話にうつります。 法話とは、仏教の教えを分かりやすくお伝えすることです。 最近起きた出来事や世間の事件などを交えることで、皆様に身近に感じていただけるようお話しております。 ここでは仏様の教えがあなたの生活に役立つよう、心を込めてお話させていただきます。
ご祈祷のマナー
- ・のし袋は紅白のものをご使用ください。
- ・当日は普段着でお越しください。派手すぎず、落ち着いた服装で参拝ください。
- ・当日はご予約時間の15分前までには受付をお済ませください。受付後は、本行寺内にある休憩所にてお時間までお過ごしいただけます。
- ・ご祈祷中はお静かにいただきますよう、よろしくお願いいたします。ただし体調がすぐれない場合にはすぐにお声かけください。また、お持ちの携帯電話やスマートフォンはマナーモードに設定ください。
- ・ご祈祷中の写真撮影はご遠慮ください。撮影を希望される方はご祈祷の前後にお願いいたします。
よくあるご質問
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- 厄年ってなんですか?
- 人の一生のうち、災難に遭うおそれが多いので慎まねばならないとする年です。数え歳で男性は二五歳、四二歳、六一歳で、女性は一九歳、三三歳、三七歳、六一歳が厄年にあたります。特に男性の四二歳と女性の三三歳を大厄と言われ、その前後の前厄、後厄と三年間恐れ慎しむ風習があります。
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- 前厄・本厄・後厄の違いは?
- 男性の四二歳、女性の三三歳の大厄に当たる前後の年を前厄、後厄といいます。前厄は本厄に近づき気を付けるように心掛け、後厄は厄が薄れていくよう気を付けるようにします。
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- お礼参りとはなんですか?
- 願掛けをした寺社に成就したあとお参りに行くことをいいます。感謝を伝える他に願いが叶ったことを伝え、願解きをする役目もあります。
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- どのタイミングでご祈祷すればいいですか?
- ご祈祷には決まった時期はございませんが、一般的には1年の安全や厄年なら年の変わり目(当山では星祭りの時期になります)、交通安全なら旅行や車を新しく購入した時などに参拝をいただくことが多いです。
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- 地元じゃない人でも大丈夫ですか?
- 大丈夫です。お気軽にお問合せください。
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- 数え年ってなんですか?
- 生まれた年を一歳として、新年のたびに一歳を加えて数える昔からの年齢の数え方です。