本行寺でできること
本行寺では、ご参拝からご供養、ご祈祷などを通して皆様の心の支えになれるよう心がけています。毎年決まった時期に様々な行事があり、例えば2月には節分を近くにある古いお堂で行っています。また、お盆やお彼岸などの行事も檀家様を中心に実施しており、皆様と一緒にご先祖様をご供養しています。他にも、寺院ならではの法要や、夏休みの”こども寺子屋”など不定期で開催しております。
このように、ご祈祷や葬儀だけでなく、皆様にも親しみやすい行事も寺院では行っています。まずは地域の皆様に行事ごとを通して、お寺を身近に感じていただけると幸いです。
参拝
参拝にはもともと仏様を拝みに行くという目的がありました。信仰の対象である仏様を拝むということは、自身の信仰の気持ちを表すことに繋がりました。仏様と共にあることが心の支えとなり、寺院は多くの参拝者の方々の心を支えてきました。
現代においても、寺院が皆様の心の支えとなるべきなのは変わりません。だからこそ、毎日の生活の中で抱える悩みを打ち明ける場として、ふらりと立ち寄れる寺院を目指していきたいと思っています。誰かと話したい気分になったときやお寺の中を見てみたいとき。ただ参拝するだけでもかまいません。少しでも参拝者様のお気持ちが明るくなるよう、本行寺では参拝者様を歓迎いたします。
御朱印
本行寺では、御朱印のことを”御朱題”とよび、ご参拝いただいた証として、ご希望のご参拝者様にお渡しさせていただいております。元来、御朱印とは写経したものを寺院に納めたお返しとして参拝者にお渡ししていたものになります。
ご参拝の記念にも、仏様を身近に感じるにも。日蓮宗の題目が書かれた御朱題が、あなたの毎日の支えとなりますことお祈り申し上げます。
ご祈祷
厄除け、家内安全、心身健康、合格祈願など。みなさんの身の回りに関わる不幸を取り払い、心の安寧を保つために願うのが”祈願”です。誰でも悩みや苦しみ、不安などを抱えているものです。仏様の御尊前で祈願することにより、災いを避け、心穏やかに過ごすことができると考えられています。
人生の節目や大事な出来事の前など、心に安定が必要なときは、本行寺にて各種ご祈祷をさせていただきます。
葬儀
現在葬儀を行う場合、葬儀会社が所有する会館や地域の集会場、そして寺院で行われることが多いです。お寺での葬儀は主に本堂で行われ、ご本尊の前でご供養がなされます。荘厳な雰囲気の中で行われる葬儀は、まさに日本の歴史と伝統が感じられることでしょう。御仏の前で大切な方の魂を弔い、ご先祖様や故人のご冥福をお祈りいたします。
本行寺では、ご葬儀を行うことで、次世代へ大切なものを紡いでいきたいと考えています、だからこそ、心を込めてゆっくり葬儀ができる場所をご用意したいと思っております。大事なご家族との思い出を胸に、心からご供養いたします。
法事
法事とは、故人の供養のために行う仏事の意味を持ち、故人の年忌に関する仏事全般を指します。一般的に、お葬式後に行われる”一回忌”や”三回忌”、”十三回忌”などが挙げられます。お寺で行う法事は、お経を読み、法話を聞き、その後お墓参りをしてから会食で僧侶や参拝者をもてなしながら故人を偲びます。
故人を懐かしく思うだけでなく、今生きている人が、生きているうちに仏教を触れることで、苦しみから解放され極楽浄土に往けるようなご縁でもあります。
ペット供養
本行寺では、亡くなってしまったペットのご供養についてもご相談を受け付けております。大切な方がお亡くなりになるのと同様に、ペットとのお別れは非常に悲しいものです。だからこそ、大切なペットには安らかに眠って欲しいと思うのが家族。本行寺では、きちんとした葬儀ができる場所をご用意したいと思っております。飼い主様とペットの想いを繋げるために、心からご供養いたします。
お墓の管理
本行寺では檀家様の大切なお墓を管理させていただいています。ご先祖様の眠るお墓を綺麗に保つため、毎日お寺の中の清掃を行っています。また2ヶ月に一回ほど大規模な清掃を行い、檀家様を始めとする参拝者の方々に、ゆっくりと故人の魂と向き合っていただけるような場所作りを心がけています。
そのほかにも、毎朝お経を唱える”勤行”とよばれるお勤めをしています。勤行とは、住職が毎日行う修行のひとつで、世界平和や檀家の皆様の無病息災、本行寺に眠っている方々の魂が安らかであるように願ってお経を唱えています。ご遺族の方が安心してお墓を任せられるよう、本行寺でも日々精進してまいります。